【僧帽弁閉鎖不全症のわんこ向け①】1週間手作り犬ごはんで、使った食材とリアル記録
- 2020.12.12
- テーマ限定・1週間手作り犬ごはん

こんにちわ、かわぴ@cawapiwithです!
前回は、ガンのわんこ向けの、リアル手作り犬ごはんを、1週間分作りました。
今回は、僧帽弁閉鎖不全症(心臓病)向けのわんこにおすすめな食材をつかって、1週間ごはんを作ったので、紹介します。
愛犬が僧帽弁閉鎖不全症なので、基本的には今回紹介する食材を、普段から多めに使っています。
血流を良くして、心臓にかかる負担を、やわらげるようなごはんです。
1週間のうち、調理をするのは、初日と5日目の2回。
食事のたびに、少しだけトッピングを添えています。
愛犬の体重は7kgで、1食200gを朝晩2回食べています。
手作り犬ごはん歴が長く、食べることが好きな犬です。
参考にする際には、わんこの体重や体調、運動量にあわせて、量を増減してください。
また、初めて食べる食材は、アレルギーに十分注意しましょう。
1.1週間で、使った食材
1-1.1回目のごはん作り(4日分)
食事の量は、前回と同じです。
1食200gを1日2食、それを4日間なので、合計1600gですね。
水は500ml入れて、煮込むので、400mlくらいになるかな、という計算です。
食材の合計量は、1200gを目安にしています。食材とお水の合計で、1700gです。
・かぼちゃ、1/8こ150g
・まいたけ、1パック100g
・にんにく、1粒5g
・しょうが、1片15g
・ごぼう、20g
・なす、2本120g
・アスパラガス、1束70g
・ほうれん草、3束100g
・昆布粉、10g
・ラム肉、100g
・鶏のハツ(心臓)、15こ120g
・さんま、3尾160g
・たら、110g
合計、1200g(今回はちょうどになりました)
1~4日目のトッピングは、
・みかん、6粒
・ブルーベリー、11粒
・りんご、1/4個
・わかめ、少し
・無塩いりこ、少し
・菜の花、少し
・生馬肉パラパラミンチ、少し
・納豆、1/2パック
・温泉卵、1個
・亜麻仁油、毎食ティースプーン1杯程度
1-2.2回目のごはん作り(3日分)
1食200gを1日2食、それを今回は3日分なので、合計1200gですね。
水は400ml入れて、煮込むので、300mlくらいになるかな、という計算です。
食材の合計量は、900gを目安にしています。
食材とお水の合計で、1200gです。
・かぼちゃ、1/8個弱100g
・さつまいも、1こ200g
・しいたけ、2こ50g
・にんにく、1粒5g
・しょうが、1片10g
・ごぼう、15g
・鶏胸肉、1/2枚150g
・あじ、2尾120g
・鮭、120g
・ブロッコリーの茎、20g
・なす、1本70g
・キャベツ、60g
・昆布粉、10g
合計、1000g(計算ミスして100g多かったですね)
5~7日目のトッピングは、
・キウイ、1/2個
・ブルーベリー、9粒
・みかん、2粒
・卵、1個
・納豆、1/2パック
・ブロッコリー、少し
・馬肉パラパラミンチ、少し
・亜麻仁油、毎食ティースプーン1杯程度
1-3.1週間の合計(ごはん)
1週間のごはんで使った食材の、合計量も紹介しますね。
合計2200gのうち、お野菜が1320g、肉魚類が880gです。
心臓に良いといわれている、さんまやあじ、鶏のハツをたっぷり使いました。
バランス良く、21種類の食材を使っています。
・かぼちゃ、1/4弱250g
・まいたけ、1パック100g
・しいたけ、2こ50g
・にんにく、2粒10g
・しょうが、2片25g
・ごぼう、35g
・さつまいも、1こ200g
・なす、3本190g
・アスパラガス、1束70g
・ブロッコリーの茎、20g
・ほうれん草、3束100g
・キャベツ、60g
・昆布粉、20g
・鶏胸肉、1/2枚150g
・鶏のハツ(心臓)、15こ120g
・ラム肉、100g
・さんま、3尾160g
・あじ、2尾120g
・たら、110g
・鮭、120g
1-4.1週間の合計(トッピング)
トッピングに使った食材は、こちらです。
今週は、「朝はヨーグルトと果物」「夜はトッピング」にしました。
・みかん、8粒
・ブルーベリー、20粒
・キウイ、1/2個
・りんご、1/4個・卵、1個
・温泉卵、1個
・納豆、1パック
・わかめ、少し
・無塩いりこ、少し
・菜の花、少し
・生馬肉パラパラミンチ、少し
・ブロッコリー、少し
・亜麻仁油、毎食ティースプーン1杯程度
2.今回使った食材の、解説
2-1.基本の6食材
基本の6食材は、いつも通りです。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
2-2.さんま
血流を良くする、DHA・EPAを魚の中でダントツに多く含んでいるのが、さんまです。
心臓病のわんこには、積極的に食べて欲しい食材、ナンバーワンですね。
血の流れを良くすることで、心臓にかかる負担を減らします。
心臓への負担が減ることで、僧帽弁閉鎖不全症の進行を遅らせたり、強心薬の服用を増やさなく良くなる効果が、期待できます。
スーパーで売っているものは、塩さんまのこともあるので、注意してください。
旬意外だと、手に入りづらい食材なので、さんまがないときは、アジやイワシを食べさせることをおすすめします。
2-3.鶏のハツ(心臓)
薬膳の考え方に「同物同治(どうぶつどうち)」という、考え方があります。
「目が疲れているときには、目を食べる」
「肝臓が悪いなら、レバーを食べる」
という考え方です。
身体の弱っているところと、同じ部位を食べることで、不調を治すという考え方です。
薬ではないので、必ず効く物ではありませんし、医学的に根拠は認められていません。
ですが、愛犬は心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)なので、心臓を食べることで心臓パワーをもらえたらいいなぁと思って、食べさせています。
2-4.ごぼう
水溶性と不溶性の食物繊維を、豊富に含んでいる「ごぼう」は、食物繊維が豊富な食材の代表ですね。
ごぼうに含まれている、水溶性食物繊維である「イヌリン」には、血中の脂質濃度を低下させて、血の流れをスムーズにする効果があります。
また、腎臓を強くする効果もあります。
腎臓を強くすることで、身体の中の無駄な水分が排出されやすくなり、心臓への負担も減らします。
2-5.なす
なすには、血行促進効果と、利尿効果があります。
また、なすに含まれる成分の「ナスニン」は、動脈硬化を防ぎ、血管を健康に保ちます。
血管を健やかにし、血行を促進することで、身体の血液の流れをスムーズにして、心臓への負担を軽減する食材です。
3.リアルな、1週間手作り犬ごはん
3-1.1日目
4日分、まとめて作った。
朝は、ヨーグルト、みかん、ブルーベリーをトッピング。
夜は、亜麻仁油、わかめ、無塩いりこ。
3-2.2日目
朝は、ヨーグルト、りんご、みかん、ブルーベリーをトッピング。
夜は、亜麻仁油、菜の花、生馬肉パラパラミンチ。
3-3.3日目
朝は、ヨーグルト、みかん、ブルーベリーをトッピング。
夜は、亜麻仁油、納豆、無塩いりこ。
3-4.4日目
朝は、ヨーグルト、りんごをトッピング。
夜は、納豆、温泉卵、菜の花。写真を撮り忘れました・・・。
3-5.5日目
3日分、まとめて作った。
朝は、ヨーグルト、キウイ、ブルーベリーをトッピング。
夜は、納豆、オムレツをトッピング。
3-6.6日目
朝は、ヨーグルト、みかん、キウイ、ブルーベリーをトッピング。
夜は、納豆、ブロッコリーをトッピング。
3-7.7日目
朝は、ヨーグルト、をトッピング。
夜は、をトッピング。
1週間、おいしくて心臓に良いごはんを、食べられました!
愛犬が、僧帽弁閉鎖不全症と診断をされたときに、ショックは受けましたが、すごく嘆きはしませんでした。
極初期の段階でしたし、もう10歳なので、何かしら病気になってもおかしくないと、覚悟していたからです。
僧帽弁閉鎖不全症は、犬にありがちな病気ですし、初期の段階では投薬だけで、進行を遅らせることができます。
ですが、食事内容は見直そうと思い、ガンの時に勉強した本をひっぱりだしました。
今度は、「僧帽弁閉鎖不全症(心臓病)」の犬に良い食材や、栄養について、勉強しました。
診断を受けてから、1年以上たちました。
雑音はなくなって、エコーでも症状がみられなくなっています。
先生からは、「薬を中断してもいいかもしれない」といわれるほどになりました。
ですが、薬は一番少ない量での処方ですし、一度診断されたのは変わらないので、飲み続けようと思っています。
犬向けのガンやダイエットのレシピは、比較的多く見かけますが、心臓病の子向けは、少ないですよね。
今回は、心臓病の愛犬のために、手作りごはんで何とかしてあげたいと思っている飼い主さんに向けて、記事を書きました。
週に2回だけ、まとめて作ればオッケー!な、手軽で気楽なわんこごはんなら、継続しやすいのではないでしょうか。
今後も、この【手作り犬ごはん1週間シリーズ】は続けようと思っています。
また、僧帽弁閉鎖不全症(心臓病)のわんこ向けにも、レシピを紹介しますね。
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